武蔵野台地の土の下

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きらら展に限界参戦!?

 皆さんこんにちは。所属と紐づけた記事を書くためだけに別プラットフォームでブログ2つ目を開設したアホこと、ちさとしです。東大きら同アドベントカレンダー(9日目)の記事として、無理やりきららと結びつけたものを投げつけさせていただきます。

 

haxibami.hatenablog.jp

 前日はhaxibami先生による東京大学Arch Linux普段使い部」。これに限らず、きら同には内部コミュニティが多数存在します。いずれ登場するかもしれませんね。おや・・・?タイムゾーンが違うようですね。

awomomiji.fanbox.cc

 翌日はあをもみじ先生によるInDesignRe:VIEWによる合同誌制作の自動化」。きら同の異常出版を陰で支える技術のおはなしです。

 今回の話題

 きらら展には行かれましたでしょうか。今年は名古屋開催でしたね。迫り来るごちうさ展の影皆さんはどのような手段を使ったのか気になるところですが、まあ東京からだとオーソドックスなのは新幹線ですね。海幹は新幹線の列車密度じゃないの、凄いですよね。お陰で東京-名古屋には飛行機すら飛びません。

 

 ただ新幹線だとネックになるのはやはりその価格です。きらら展参戦と同時に帰省を考えていたこともあり(ルート的にちょうどいいので)、普通に移動しようとするととんでもない出費になるのは避けられなさそう。さらに今回別にお金をかけたいことがあったので、新幹線代をケチることにしたのです。

 

 で、どうやって行ったの?

 一周切符を使いました。東京都区内→東京都区内とか書かれてるアレです。これで、運賃を東京-富山往復と同額に抑えつつ、名古屋と富山の両方を回ることができちゃいます。これを使うと金沢-東京が新幹線固定になりますが、そこは代替手段が無いってことで我慢します。

 では、出発!

 金曜の授業を終えた後、直ちに下宿先を飛び出し小さな旅のスタート!ところで、前売りチケットは持ったか?これがないとただの移動になってしまうぞ?と自己確認したところで、まずは東京都を脱出して横浜へ。

 

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横浜駅5・6番線

 まずはここで夜食を調達し、普通沼津行きに乗り換えます。帰宅ラッシュの時間なので当然座ることはできず。藤沢にてボックス席を確保し、これに約100分乗り続けます。横浜から小田原って、自分が思ってる以上に遠かった。そこから沼津はなおさら*1で・・・この乗車時間は信じられなす・・・!

 JR静岡へ

 もうお気づきと思いますが、名古屋までは東海道本線をひたすら西進します。つまり、JR静岡を避けて通ることはできないってわけです。ただでさえ一週間を終えて休憩も碌にしていない中で、あの地獄のロングシート横断・・・*2そんな世界へ足を踏み入れるのですが、今回は様々な手を使ってこの限界移動を回避していきます。

 沼津からロングシートの5両編成*3に乗り込み、移動開始。もうホームライナーの運転は終わっているので利用できません*4。静岡に到着しました。

 

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 時刻は23時16分。このあと浜松行きと菊川行きの電車、それに琴平延長サンライズが残っていますが、今日は静岡で打ち切り一泊します。そして突然ですが、ロングシートの旅はここで終わりです。

 

 311系は極めて優れています

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早朝の静岡駅

 翌朝の5時28分。静岡を出発します。今回は起きれましたが、絶起していたら900円課金するところでした*5。さてまだ静岡は半分以上残っています。あれ?昨日「ロングシートの旅はここで終わり」とかほざいてたの、誰だ・・・?

 その答えがこちらです。

www.youtube.com

 

 そうこの静岡下り始発普通岐阜行きは、転換クロスシート311系による運用なのです。態々静岡で泊まったのは、ロングシートの乗車区間を極力短くするためなのです。乗り鉄の間ではそれなりに知られている技ではないかと思います。

 始発列車ですが、長い距離を走りますので浜松辺りからは普通の朝の時間となり、地元の方々の利用が見られます。こういう普通列車の長旅は時々その地域における鉄道利用の実態を見せてくれるので、面白いものです。旅をするときは、外の景色だけでなく、座席など触れるもの以外の電車の中の様子もじっくり味わうべきだと、私は思いますね。高校生の帰宅ラッシュに当たってはひとたまりもありませんが

 ちなみに静岡駅には気になる駅そば屋*6があったのですが、深夜着早朝発では開いているはずもなく。履修事項がひとつ増えましたね。

 ところで311系の座席は最高だと思いませんか?

 会場へ急げ!

 豊橋特別快速に乗り換え。普通が先に発車しますが、愛知御津でこれを追い抜きます。このあたりの313系は全部転クロですので、ストレスフリーです。名古屋には、静岡出発から約3時間で8時16分に到着です!名古屋駅名物、青い光がお出迎え。その後、会場へ向かいます。地下鉄を使うのですが、名古屋市交通局ICカードってあるんですよね。「manaca」だって。まなか。記念で買ったきららーいるのかな。

 

 いざ、きらら展

 「いよいよ明日がきらら展本番ですよ!むっちゃドキドキしてきた・・・きららオタクの皆さん、今日くらいは休んで明日に備えますよね?」 —きらら展について、>>168

 

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前売り券は千矢花名の映っているコレを選びました

 無事会場に到着!きらら展、楽しんできました・・・!

 感想やらグッズ購入報告やら詳しくはまたいつか。うらら迷路帖の小物入れを買いました。

 で、結局いくらケチったの?

 東海道新幹線で品川ー名古屋を利用すると、その特急料金は4,180~4,920円になります。一方、今回は限界旅行のお供(?)ネカフェで宿泊しましたが、その料金2,400円ほど。一泊増やして安く上げるバグを見事発生させることに成功しました。往復で旅行会社のプランを使えば話は違うかもしれませんが、今回は片道なので・・・

 そして、浮かせた代金はというと・・・?*7

 

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米原駅

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しらさぎ

 ちなみにきらら展に行ったその日に日本車輌から315系の第一編成が出場し、所属先の神領へ回送されたらしいですが、朝に予定があって早く起きたかったのと三脚を持っていなかったので回避しました。まあ、絶起したんですけどね!

 

追記:きら同の中ではきらら展参戦方法のネタ度1位だと(勝手に)思っていましたが、なんと高速バスで移動した会員がいました。しかも試験前夜に。あまりの猛者ぶりにただただ恐縮です。

*1:参考までに、この列車で東京-沼津に乗ると2時間20分ほどかかる。

*2:いろいろなところで言及されているが、JR静岡ばかりがこんな世界というわけではない。利用者が多いから槍玉にあげられるのではないか。似たような状況は東北などでもみられる。

*3:211系と313系の混結。

*4:ちなみにこの区間(沼津~静岡)を普通列車で通る場合、どう足掻いても静岡地区の洗礼からは逃れられないのです。

*5:こだま号に乗ると浜松で普通列車に追いつき、行程を戻すことができます。ちなみに静岡-浜松間は隣接駅でないにもかかわらず特定特急料金が適用されるお得な区間の一つです

*6:駅構内にある「富士見そば」

*7:少しだけ赤字になっていますが、気にしない。こうして人は金欠になっていくのであった、ちゃんちゃん