きら同秋田巡検(嘘)に行ってきました
こんにちは。ちさとしです。
今年もAdvent Calendarの季節になってまいりました。本記事は東大きら同Advent Calenderの6日目にあたります。
前日、5日目はすずか山麓先生による「京都きらら満喫記」。2日間に及ぶ大作の2本目です。叡電といえばきらら、きららといえば叡電というくらいには結びつきが強いですよね。
7日目はくろのす先生。現在放送中の「星屑テレパス」の聖地にて行われた見学会の参戦録だそうな。あれ?もしかしなくてもきららと灯台って関わり深い……?
まず最初に、期待されていた皆様には申し訳ないのですが今年の記事には限界のげの字もございません。ついに真人間になれたか!?
今回の目的地:秋田県
恋アスにおける秋田県は、4巻以来あおの両親が住んでいる場所になります。地学的には、八郎潟の干拓や男鹿半島の各種ジオスポット、などが有名です。恋アス本編には鉱業博物館・秋田大学天文台・ロケット実験場・経緯度交会点標示塔といった場所が登場しますが、今回はそのうち経緯度交会点標示塔を訪問した話をします。
……なぜ一箇所だけ?という質問が飛んできそうですが、実のところ恋アスの聖地巡礼を目的に秋田へ行ったわけではなくたまたま寄ることになっただけで、そういう意味で題に(嘘)と付け加えられているのです。
そもそも経緯度交会点標示塔とは
緯度・経度は数字で表されますから、当然1の位が0のようなキリのいいところが存在します。しかし地球規模なので日本国内の陸地が取れる緯度・経度はごく限られた範囲でしかありません。そんななかで国内唯一「10度単位で経緯度線同士が交差する場所」がこの秋田県・大潟村にあるのです*1。
この大潟村、1960年代ごろより「八郎潟の干拓」によって陸揚げされた土地でもあります。つまりそれ以前はこの交差地も湖の底でしたから、前述のようなキリのいい場所は存在しなかったわけです。
ちなみに、前述したとおり男鹿半島にはこのほかにも多数のジオスポット(恋アスで紹介されていないものも含む)があります。紹介のあった男鹿なまはげ館もございます。気になる方、是非行ってみてはいかがでしょうか。
男鹿半島のジオスポットについては記事の最後に写真をいくつか載せていますのでご参考に。
実際に行ってみた
4巻のおまけページで書かれている通り、あたりは見渡す限り田んぼです。塔へ続く道への入り口には看板で案内がありますが、そこから車でも数分程度以上かかるほど長くなっています。道には街灯もろくについていないので、夕夜間に訪れてああなるのも無理ない*2といったところ。そもそも件の道が舗装されていない農道であり、それなりに有名な記念碑的なものが置かれている場所として相当異質ではあります。
まあとても歩いていけるような場所ではありません(し実際私も流石に歩きでは行っていない)が手段が用意できるならば行ってみてはいかがでしょう。
おまけ1:男鹿半島のジオスポットたち
※諸般の事情により紹介したい全部を用意することができなかったので、随時追加ということにさせてください。
ところでさっきロケット実験場と言いましたね。星テレ案件!?